中学校で同級生の親と中受についていろいろ話しました
中学校にはいって父親が集まるという会合に参加しました。同学年の父親が20人くらいそろい、立食での会合でした。
なんとなく近くにいた人と話す感じだったのですが、受験のことや学校生活のことなどを聞くことができました。
中学受験について
「受験どうでした? 大変でしたか?」みたいな会話がなんとなく始まります。どこまで話していいのか微妙なところだったのですが、なんとなく聞いてみた内容をまとめてみました。
父親として中受にどう関わっていたか
- 「基本的に母親任せでした」みたいな人が3割くらい
- 「最後のほうだけぎっちりついてました」が2割くらい
- 「スケジュールの管理はしてました」が3割くらい
- 「がっつり付き添ってました(指導してました)」が2割くらい
という感じの答えでした。
子どもとのやりとりは母親に任せて、学校を見て回ったり、お金まわりの、事務処理などだけやっていていた人もいました。その一方でけっこうがっちり管理して、自ら教えたりしていた人もいたようです。「ちょっとやりすぎたかもと反省もしています」といっていました。
なかには「6年になったら子どもがほとんど自走していた」という家庭があって、「自走する子どもって実在するんですね」って周囲が驚いているシーンもありましたw
どこの塾に通っていたか
これはけっこうばらばらでした。まあSAPIXがいちばん多かったとは思いますが、あとは早稲田アカデミー、四谷大塚、日能研といったところが主でしたが、ほかにも「地元の小規模な塾です」という人もいました。
あとこの少ないサンプルの中で、エルカミノに通っている方が2人もいてちょっとびっくりしました。やっぱり進度が速いし、算数を徹底的にやるという話をしていました。エルカミノのことはあまり知らないので興味深かったです。
また早稲田アカデミー生でなくてもNNに通っている人は何人かいました。
聞いた範囲では1回目の入試よりも2回目の入試で受かっている人の方が多いように感じました(実際の入学者は1回目の人の方が多いので、たまたまだとは思いますが)。なかには1回目、2回目ともだめで、他校の入学手続きをしたあとに繰り上げの連絡がきて入学した、という方もいました。
ちなみに「くりあげくん」による塾別の合格者はこんな感じです。
私立校ならではの特徴
お話を聞いていて驚いたのは、親も同じ学校出身という人が少なからずいたことです。「○○期の卒業生です」という人が何人かいました。
また「兄も同じ学校です」という方もけっこういました。兄の卒業のあとに弟の入学でまた父親の集まりに参加するというケースもあるようです。
「弟さんは最初から希望していたのか?」と尋ねると、「兄が楽しそうに学校にいっている様子を見たり、学園祭に行ったりしていたので、自然と希望するようになってました。問題は学力でしたけどw」といってました。
親子二代とかで通うっていうのは、やっぱり私立校ならでは、という感じがしました。公立校は先生も入れ替わってしまいますし、明確な校風っていうのも確立されにくいように思います。卒業生の方を見た印象でも、なんとなく学校のカラーが反映されているような感じを受けました。
父親からの話を聞く限り、みんな学校を楽しんでいる様子です。うちの子どももそのようで、とりあえずそれがいちばん喜ばしいです。
同じ塾に通っていた仲のいい子の親たちとでも、なかなか受験のあれこれを話すことはしにくいです。進学先も違いますし、受験の仕方も家庭によって違いますし。そういう意味では、同じ学校に通うことになった親たちとは、受験のパターンは違っても結果的には同じ学校に通っているので、話がしやすいです。この会合は定期的に続くので、いろいろな話をまた聞いてみたいと思います。