安全校の考え方と受験日程の立て方

埼玉受験の申し込みが始まるなど、いよいよ本番が近づいてきました。もうすでに受験校などは決めているとは思いますが、最近の模試での成績が芳しくなくて、安全校をどうするかという問題が残っているケースもあります。

全落ちは絶対に避けるべき

最終的に地元の公立中学に進むという選択肢もあると思いますが、それでも中学受験をする以上、全落ちは絶対に避けるべきでしょう。子どものこれまでの努力に対して、合格という成功体験は必要だと思います。

そこで大切になるのが安全校という確実に合格できる学校の受験です。東京や神奈川に住んでいた場合に、埼玉や千葉の受験をしても通えないケースはよくあります。または地方校の東京受験なども通うとなれば寮生活になります。つまり通わない学校の受験は安全校としては不適切です。

ただ受かるだけでなく、いざとなれば通える(通いたい)学校じゃないと安全校にならないと思っています。ですから安全校の偏差値は、いわゆる持ち偏差値からは−10以上下の学校で検討します。

安全校の選択とスケジューリング

また日程的には1〜2日には合格を取っておいて、それ以降の受験日で安心して臨めるというのが理想です。

2月1日AMが第1志望だった場合、1日PMか2日AMまたはPMには合格をとっておきたいものです。わが家の事例で言うと、安全校と思っていた学校の偏差値が軒並み上がってきて、安全校が安全校にならないという事態になってきました。

下記のように受験校を選定しました。結果で言えば、1日PMに合格をもらえたために、以降の日程が楽になりました。もし1日PMがとれなければ、3〜5日に-15〜-20の学校を選択して受験するつもりでいました。

残り日数が少なく、お子さんは最後の追い込みをかけている中だと思いますが、受験のスケジュール選択は親の仕事です。全落ちにならないように最善の道を探してください。

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