中受で不安になりがち親の気持ちを整える「中学受験の味方学」
中学受験はかなりの確率で親と子どもで対立します。親はどなり、子どもは泣きわめくみたいなことも少なからずあります。
うちの場合はとくに5年の頃が厳しかったです。まず塾の勉強が、4年よりも大きく負荷が増え、かなり子どもは大変になります(6年はもっと大変になりますけど)。
さらに子どもにとってはまだ2年近く先の話なので、受験のイメージがわいていません。勉強の仕方にもむらがあり、さぼったり手を抜いたりすることも少なくありません。息抜きのゲームやYoutubeなどからいつまでたっても戻ってこなかったりとか。
親からすれば、「宿題をちゃんとやらない」「模試の成績が上がらない」「すぐさぼる」など、子どもの態度に腹立てたくなります。結果、言い合いになって「もう受験なんかやめてしまえ」みたいな暴言も飛び出したりしてしまいます。けっこうな頻度でよくもめていました。
子どもを思う味方学
ちょうど、その頃「子どもを思う味方学」というオンラインの講座を知りました。味方学というのは「自分自身と大切な人の人生の味方になる方法」を深める学問だそうで、この講座は対象を「子ども」に特化したものでした。
具体的には、ファシリテーターの進行のもとに、参加者たちがさまざまな質問に答え、それを伝え合っていくことで、自分なりの答えを見つけていきます。毎月1回、全部で7回のワークがあります。
(↑こういうワークブックを使って、ワークを進めていきます)
ちょうど子どもが5年生のときにこれを受けました。だんだん、子どもがなぜそんな行動をするのか、子どもはどういう気持ちなんだろうか、ということを考えるようになりました。子どもに対する見方が変わることで、感情的に怒ることが減ってきました。
6年生になると、怒ってもいいことがひとつもなく、勉強の妨げにしかならないことに気づきました。親の側の感情が安定すると、子どもへの対応安定してきます。
6年の後半は親のメンタルが崩れやすく、親の方がもたないケースも多い、という話をよく聞きます。ですが、味方学をやっていたことで、メンタル面ではだいぶ安定して対応できるようになっていました。
中学受験向けに最適
そうした体験から、「味方学は中学受験に最適なのでは?」と気づきました。ファシリテーターの野田恵里さんに「中学受験の親向けに開いてみてはいかがでしょうか?」とおすすめしました。
実は野田さんも中学受験経験者だったそうで、ここのブログもよく見てくれていて、感想なども伝えてくれていました。そんなわけで、「中学受験の味方学」を開催してくれることになりました。
- 子どもとよくぶつかってしまう
- 思うように成績が伸びなくて不安
- 子どもの態度に困惑
- 家族の理解が得られない
など、中学受験期にありがちな、不安などを抱えている方には、とても効果的だと思います。
第1回はわりと直近です。これは最終の7回目が2月の受験前に終わるようにということでセッティングされたそうです。もし興味があれば、Webサイトで内容を詳しくご覧ください。