中学受験の学習に役だった学習書籍(国語・算数)
しばらく記事の間隔があいてしまいましたが、子どもが学校で流行していたコロナに感染しました。その後、父親、母親と連続してかかって家庭内パンデミックになっていました。子どもも親もようやく復帰して、通常生活が戻ってきたので、またぼちぼち記事をあげていきます。
勉強の助けになる書籍
さて、タイトルにあるように、勉強のサポートに役立った書籍についてです。といっても、実はあまりいろいろ手を出していません。中学受験の経験者のブログ等を読んでみても、「基本的には塾のテキストをやりこんで、いろいろと手を出さない方がいい」というのが定番のようだからです。
とはいえ、塾のテキストだけではおさえきらないものもあります。たとえば、うちは国語の漢字や語句などの知識系の問題を苦手としていました。とくに漢字はけっこうひどく、合不合テストなどで、正答率が80%くらいのやつでも落とすこともありました。
また社会の歴史の流れをなんとなく理解するのには、マンガも役立ちました。細かい知識というより、全体の流れがざっくり理解できるようで、朝食のときや休憩時間に繰り返し読んでいました。
得意教科がなにかによっても選択する書籍も変わってくると思いますが、中間層の中学受験生に役だった書籍をあげていきます。
国語
うちの場合は、国語は決して苦手ではなかったのですが、とにかく漢字と文学史などの知識という覚える系で失点することがとても多かったです。
漢字のあまりのひどさに6年になってから導入しました。1日分が1/2ページ3問という負担の少なさなので、これならできるかと。とりあえずふだんの塾で行われる「漢字とことば」などのテキストとは別に、見開き分の12問を毎日やってみるようにしました。
なかなか毎日はできませんでしたが、秋くらいには一応おわって、2周目に入り、なんだかんだで、漢字の失点が少しずつ減っていきました。
https://amzn.to/3NOb3LZ使いこなせればよかった書籍(国語)
国語はそこそこ点を取れていたのですが、問題によっていいときと悪いときの差が結構ありました。これは本当に読解の力があったわけではなく、センスで答えていたんじゃないかと思います。
国語を盤石にできないかと思って、購入したのがこの本です。一部のできる層のブログで紹介されていました。
内容に関してはいろいろなパターンの問題の解き方が抑えられていて、すごくいいと思いました。この本をきっちりやって問題を解くようにしたら、得点の振れ幅がなくなって安定するだろうと思いました。
ただ、書籍のサイズがA5で、文字サイズが小さく、レイアウト的にはかなり読みづらいものでした。大人ならそれなりに読みこなせると思うのですが、うちの子どもは無理で、はっきりと拒絶されました。
今になって思えば、本をばらして、拡大コピーをして、要所にマーカーで印をするなどの手間をかければ、もう少し食いついた気がします。
内容が良かっただけに、これに手をつけられなかったのは後悔があります。もし国語の読解が苦手な方がいらしたら、一度チェックしてみてください。
この書籍は、受験年の夏頃に発売になって、買ったものの、取り組む余裕がありませんでした。ドリルと併用して、使用すれば効果的だと思います。
■中学受験国語の必須語彙ドリル A(基礎レベル)(エール出版社)井上秀和
■中学受験国語の必須語彙ドリル B・C(標準・ハイレベル)(エール出版社)井上秀和
語彙については、知識問題としても出ますし、知ってると知らないでは読解でも大きな違いになると思います。
6年の夏前ならまだ間に合うし、5年生なら少しずつでもいいので取り組んでおくといいと思います。
算数
■中学入試 算数 塾技100 新装版 (中学入試 塾技)
基本的には算数はほぼ塾のテキストですませました。この本は、子どものためでなく、親のために買いました。
まだ5年生くらいのときに塾のテキストでわからないところなどを、一緒に教えていたりしましたときに、親が要点を理解するために購入した本でした。
6年生になって算数の内容を教えることはなくなったのですが、6年生後半になってテストの結果などから、苦手単元が明確になってきました。
その単元を復習するのに、予習シリーズのテキストは案外わかりにくく、単元の基本的内容を整理させるのに役に立ちました。子どもは基本的な解法を整理するのに有効だったようです。
使いこなせればよかった書籍(算数)
うちが算数でいちばん役だったのは、早稲田アカデミーのNN講座で配布された、過去問の寄せ集め問題集でした。最後の方はそればかりをずっとやっていて、結果的にはそれが良かったんじゃないかと思っています。
このテキストがなければ「中学受験テキスト 下剋上算数 基礎編」「中学受験テキスト 下剋上算数 難関校受験編」をやらせようと思って用意していました。人によって合う合わないはあると思いますが、いろいろな問題のトレーニングとしては、最適じゃないかと思います。