中学受験を考えたら読んでおきたい基本の3冊

中学受験を考えたときに、とりあえず中学受験の流れやトレンドなど基本的な情報を知っておくのに役立つ本を紹介します。勉強に役立った実用系の本などはまた別記事で紹介します。今回は基本知識を得るための本です。

本当なら中学受験を考え出す3年や4年くらいから読んでおくといいと思うのですが、すでに始まっている5年や6年の親でも、情報を整理するのに役立つと思います。

中学受験は親が9割

■中学受験は親が9割(青春出版社)西村 則康 (著)

とりあえず今の受験事情をさくっとつかむのにちょうどいい本じゃないかと思います。受験することの意味や、塾はいつからがいいのかとか、進学校と大学付属校、塾選び、中学受験のスケジュールなど、あらゆることがざっくり網羅されています。

塾名や学校名が頻出するような本ではないので、全体像をざっくりつかむのにおすすめです。まずは基本知識を得るためにこの本はおすすめです。

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令和の中学受験 保護者のための参考書

■令和の中学受験 保護者のための参考書(講談社)矢野 耕平 (著)

最新の中学受験事情が書かれています。こちらの本は、学校名や塾名なども具体的に記載されていて、より具体化されて解説されています。

進学校の大学進学率の違いや、塾の学習方法の違い、偏差値の見方、学校の選び方、学習でつまずいたらなど、この本は具体的で役立ちます。ある程度、中学受験の流れがわかってきたら、とても有益だし、おもしろい本です。

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ちなみに本書の続編として、「令和の中学受験2 志望校選びの参考書」という本も出ています。こちらは最新情報とともに学校の選び方を中心に書いてあります(レビューは下記に)。

二月の勝者 ー絶対合格の教室ー

■二月の勝者 ー絶対合格の教室ー (小学館)高瀬 志帆 (著)

人気の漫画で、とてもリアルな内容が評判です。塾関係者の人も、よく取材していると感心しているそうです。

中学受験の基本的な知識や流れを知った上で読んだ方が、楽しめます。っていうか、リアルタイムの人には、この漫画はちょっと苦しくなるという声も聞きます。もちろん漫画的な誇張もあるし、架空の世界なので、そこをわかっていれば、ほんとにおもしろいです。

子どもの成長に涙することもあるし、親の狂気にはらはらしたりもするし、中学受験の世界を知らなくても楽しめますが、知っているとさらに楽しめます。現代中学受験の姿を知るにはとてもいい本だと思います。

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なぜ中学受験するのか?

■なぜ中学受験するのか?(光文社)おおたとしまさ (著)

中学受験界で有名な作家、おおたとしまさ氏が語る中学受験論。中高一貫校のメリットや私学の校風などについて語っています。具体的な学校名による指針などではなく、中学受験についてのベースになる考え方を展開しています。

読んだらすぐに何かが変わったり、対策ができるといった類いの本ではないんです。でも「偏差値に右往左往してしまう」という状況の親は、読んでおくと落ち着くかもしれません。受験全体というよりは、良い学校を選ぶためには、良い人生を歩むためには、ということについて記載されています。

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