中学受験の願書用写真はどうする?
いよいよ中学受験の本番が近づいてきました。関東の中学受験では、埼玉で1月頭から、千葉が1月中旬以降、東京・神奈川が2月1日からです。帰国子女などの受験も1月からですね。早い学校では12月になると出願がはじまってますね。
出願時に必要になる写真について書いてみます。
出願用写真はどうやって用意する?
出願に関しては多くの学校が出願に「miraicompass(ミライコンパス)」というサイトを使用しています。それ以外のシステムで運用しているところもありますが、いずれにしろWebからの出願が多くなっています。ですので、デジタルデータが必須になります。出願用写真のとり方にはいくつか選択肢があります。
自分で撮影する
自宅のカメラやスマホから撮影する方法です。自分でできるので、手間もコストもかかりませんが、サイズを小さくしたりといった作業があるので、写真に慣れていないとうまくいかないこともあります。
一眼レフやミラーレスカメラで撮る
撮影に慣れている人なら、ミラーレスや一眼レフカメラを持っていたりするので、そのカメラを使って写真を撮ります。ちなみにわが家は一眼レフで自分で撮影しました。外光の入る部屋で、無地の壁を背景にしています。
スマホのアプリを使って撮影
スマホで撮影する場合は、アプリを使うといいです。アプリはいろいろありますが、下記の富士フイルムで作成しているアプリは、撮影画像に変な加工をしないで、背景も選べて、使いやすいんじゃないかと思います。
印刷用のデータとデジタルデータが作成されます。うちの場合は印刷データを必要とすることがなかったのですが、学校によっては郵送のケースもあるようなので、そういう方は早めに用意しておいたほうがいいかもしれません。
写真を撮ってもらう
自分で撮影するのはちょっと面倒、という場合には写真館などで撮ってもらうという方法があります。
写真館などで撮影する
近所の写真館などで願書用写真を撮影してもらうと、いい感じに撮影してくれますし、不自然じゃない程度にいい感じで修正してくれます。データもくれるところは増えていますが、miraicompassの仕様にあったサイズにするのは自分でやらなくてはならないことが多いようです。
最近、わりと人気なのが、「カメラのキタムラ」です。「ミライコンパス用で」といえばすぐにわかってもらえて、値段もそれほど高くない、ということで、中受親関連では人気になっています。
証明用写真撮影を使用する
ショッピングセンターなどに併設されている証明写真機でも、デジタルデータが入手できる機械が増えているようです。一般的にはプリントした用紙にQRコードがついていて、そのQRコードにアクセスして、デジタルデータを入手する方式です。
これも1000円程度でできますので、コスパは悪くないと思うのですが、撮影のときに椅子の高さを合わせたりとか、上手に合わせるのがちょっと面倒です。あとデジタルデータのダウンロードなどがうまくできない人もいるようです。
DNPの「Ki-Re-i」という証明写真機はデジタルデータ用のアプリも用意されています。
写真を撮るときの服装
SNSでは、写真を撮るときにどのような服を着るのか、という質問がよくでてきます。面接のない学校なら、受験が本人かどうかを確認する程度なので、とくに気にする必要はないと思います。
上に出しているように、わが家ではシャツの上にスウェットを着た状態で撮影しています。受験のときも同じようなかっこうでした。
試験のときに眼鏡をかけるなら、写真も眼鏡をかけておいたほうがいいと思います。
受験票の印刷
miraicompassやそのほかのサイトで、Web出願をしたときは、受験票も自分で印刷することになります。受験票はA4サイズのふつうの用紙に印刷すればいいので、家庭用プリンタでも十分です。
実際の受験票は、名前や受験番号、写真で本人かどうかの確認が取れればいいだけなので、それほどきれいな印刷である必要はありません。
家にプリンタがなかったりするケースなど、近くのコンビニなどで出力できます。USBメモリでデータを持っていったり、アプリなどを使って印刷することができます。
コンビニによって、アプリなどが異なるので、自宅近くのコンビニに合わせて、「セブンイレブン 書類 印刷」などのキーワードで調べておくといいと思います。