夏休みの学習スケジュールはもう一度チェックしたほうがいい
このところ今年中学受験するという方、何人かと話す機会がありました。みなさん、だんだんいろいろと焦ってきたり、困ってきたりしている様子。「そうそう、うちもそういうことあった」という話がいろいろでてきて、共感できるし、いろいろいってあげたくなります。
このネタで話し始めたら、2時間くらいは余裕で話せると思いますが、もちろんそんなのはうっとうしいでしょうからしませんけど。
ただ昨年の夏休みの過ごし方についてはちょっと反省があるので、どう過ごすかについては少しお話ししています。去年のうちの過ごし方については、下記の記事の「やっぱり夏休みは大きなチャンス」で触れています。
具体的には、塾の課題と、400時間達成というアバウトな目標のクリアに主題を置いてしまい、塾任せ、子ども任せで、勉強内容まではチェックしていませんでした。ここは、弱点であった、理科や社会の知識吸収をきちんとやるべきでした。
暗記項目は直前にがっつりやればOKともいわれますが、どっちみて一度では覚えきらないので、まずはざっくりでいいので集中的にやっておけばよかったです。
9月に入ってからは過去問対策が必要になるので、時間が足りなくなってきます。1日10時間くらい勉強にあてられる時期は、もう夏休みしか残っていません。もちろん秋からだって、対策はできますが、基礎知識をがっつり復習できるのは、やっぱり夏休みです。
- 苦手項目の明確化
- 知識項目の総点検
- 弱点の補強
「夏休みが大切」っていうのはよくいわれますが、受験全体で見たら、そこが一番ではないと思います。でもまとめて時間のとれる時期で、かついろいろと軌道修正などができるのはたしかに夏休みです。
もうすでに夏期講習も始まっている時期ですが、このあたりのことはまだ十分対策できるので、もう一度スケジュールを見直してみたほうがいいと思います。