直前の時期に自信を失ったら
2024年組の方から、「入試が直前に迫ってきたのに、相変わらず家で集中して勉強しない」「模試で偏差値が上がらない」「過去問で合格点がとれない」といった話を聞くことがあります。
本人はひょうひょうとしているけど、親のメンタルの方が持たないっていうパターンですね。
親ができることは、とりあえず子どもの勉強環境を整えることと、子どもの自信を取り戻してあげることじゃないかと思います。
去年のことを考えると、うちも合不合でどんどん偏差値が下がるパターンでした。ぎりぎり最後の合不合でちょっとだけ偏差値を戻したっていう感じでした。
でも、この時期はわりと自信をなくしていたようでした。無駄な空自信も困るんですが、自信をなくしてやる気をなくすのも困るので、ちょっと工夫しました。
安全校の過去問をやらせてみる
ずっと偏差値が下がり続けてきたので、親は安全校を探しをしていました。その過去問を入手して、やらせてみました。
やっぱりふだんよりは優しい問題だったようで「100点取れたかも」といっていました(とれていませんでしたが)。それによってちょっと自信というか安心感がでたようで、もともと目的としていた第1志望へのやる気もあがってきました。
無駄に怒ったりしない
うちの子どもは、家の学習だと、ちょっとやっては、すぐ休憩する体質でした。休憩時間にはタイマーをセットするようにしているんですが、タイマーを切った後になかなか動かなくていらいらしていました。
しかしここで怒ると子どものやる気をそぐことになるので、そこはぐっとこらえてました。「そんなことじゃ受からない」とか「やる気あるの?」みたいなマイナスの言葉ははかないようにして、かなり持ち上げてのせるような言葉遣いをするように注意していました。
そこまでしなきゃいけないのか、と思わなくもないですが、1日10時間も勉強するような生活を続けてきたのですから、、最後の最後で諍いで無駄な時間を浪費するようなことのないように親も注意したいと思いました。
「2月の勝者」の13巻を見直して、がんばってください。