4年〜5年生の過ごし方(中学受験振り返り②)
いきなりですが、前回の記事で入塾した時期に間違いがあったようです。新4年生になってから入塾したと思っていましたが、3年生の秋冬から通い始めたようでした。
思いがけずにSクラスになった4年生
入塾テストを受けて、無事に早稲田アカデミーに通い始めることができました。まず3年のときは国語と算数の2教科でした。この時期は友達もいることですし、楽しく通っていました。
4年になるときに組み分けテストを受けました。クラス分けは、SとBとAの3つで、思いがけずにSクラスに配置されました。本人的には仲のいい友達と同じクラスになった、くらいの感じでした。
新4年生になると、算国理社の4教科になります。教科が増えると負担も増えてきますが、まだ4年生ではなんとなくウォーミングアップといった感じでした。本来ならこのあたりから、しっかり抑えていくべきだったのでしょう。しかしうちは受験まではまだ視野に入れていなかったので、日々の学習と宿題をこなすのでせいいっぱいでした。
合間にカリキュラムテストと、組み分けテストも行われて、クラス降格も体験しました。
降格したあとは、なかなか上がれず、あと5点足りない、あと1点足りないみたいなことが続いたりしました。4年はそんな感じで過ぎていきました。今考えると、まだまだゆるめに進んでいたなあ、という印象です。
いろいろな面で苦しかったのは5年生
4年生も大変だったと思っていたのですが、学習的には5年生になってから一気に負担が増してきました。宿題も増えて、かなりいっぱいいっぱいの様子でした。加えて定期的に行われるカリキュラムテストと、組み分けテストの成績がなかなか安定しませんでした。
5年生になるとクラスは、「S1(S)・S2(C)・B・A」の4つに分かれました。5年生の前半にCになると、子どもはそこをキープするよう食らいついていました。Bクラスはちょっと騒がしいそうで、いやだったそうです。CをキープしつつBに落ちたりということもありました。
この頃になると、うちでも中学受験する方向に話がまとまってきました。というか、本人は「え、だって受験するんでしょ?」的な感じでした。親的にもずっと勉強をしてきた姿を見ているし、うちの子どもには私立中学の環境が合うんじゃないかと思ってきたからです。
だからといって、日々の勉強をすごくがんばった、というわけではありません。
子どもにとってはやっぱり「まだ先は長いし」という気持ちがあると思います。そのうえ大量の宿題と、クラスを判定するテストでストレスがかかるわけですから。さらにゲームやYoutubeの誘惑もあります。
勉強もいやになるときがありますし、いわないとなかなか宿題をやらないときがあります。テスト前になると親子で互いに不機嫌になって、諍いになることも少なくありませんでした。
決めた時間になっても宿題を始めない子どもに対して、「いつになったら始めるの?」といえば、不機嫌オーラを出しまくって「わかってる!」となります。言い合いをして、怒声が飛び交うこともありました。
父親も母親も子どもも、みんな試験前はピリピリしたりしたりもしてました。
そんなこんなで、わが家的には5年生がかなり大変でした。勉強などの忙しさでいえば6年生のほうが圧倒的にハードなんですが、5年生は受験はまだ先なのにやることがたくさんあるという状態が苦しかったです。
よくわからないまま、宿題と、組み分けテストやカリキュラムテストに追い立てられていたという状況でした。今となってはこの時期に、理科や社会の知識、あるいは国語の漢字などをしっかり抑えられたらよかった、という反省はあります。
こうして成績は不安定なまま、勉強方法も手探りのまま、6年生になっていきます。
これは余談ですが、このころ(2021年)に「子どものための味方学」という講座を受け始めました。子どもを応援していることは事実なのに、つい怒ってしまうのが気になっていたからです。この講座をやってからは、怒ったりする頻度が減りました。
以下の案内は2022年のものです。