小学生新聞は受験に有益だった(受験に役だったもの2)
学校によりますが、たいていの学校では入試問題に時事問題がでます。各塾では、6年の11月くらいに時事問題をまとめたテキストが発行されます。まあ、それをきちんとおさえればいいのですが、6年はやることが多すぎて、なかなか手が回りません。
そこでよくおすすめされるのが、小学生新聞です。うちでは、6年生から始めました。そして結論から言えば、受験にもかなり役立っていました。
必要? 少なくともうちの子には合っていた
新聞が合う子どもと合わない子どもがいると思うのですが、うちは合っていたようです。いやがらずに、むしろ積極的に読んでいました。とはいえ基本的にはマンガと連載小説を読むのが主で、一面や特集などもたまにつらつら眺めているという感じでした。
あるときの合不合テストで「習近平」という答えを書いて正解しているのを見て、「なんで習近平なんて知ってるの?」って聞いたところ、「小学生新聞に出てたから覚えていた」といっていました。
実際の入試でもうちが受けた受験校では、時事問題がわりとでていたので、新聞の効果で点が取れていたのではないかと思っています。入試のときの1点、2点は合否を分けるので、効果は大きかったんじゃないかと思っています。
受験期は、日々の暮らしのなかでニュースに触れる時間はほとんどなかったので、小学生新聞が唯一の社会的なニュースソースだったかもしれません。まとめての勉強ではなく(時事問題のテキストももちろんやりましたが)、毎日の計算問題や漢字問題のような感じで、ちょっとずつ触れて蓄積していったパターンだと思います。
週刊か日刊か
小学生新聞は、毎日届く日刊の「朝日小学生新聞」と「毎日小学生新聞」と、週末に届く週刊の「読売KoDoMo新聞」があります。
それぞれサンプルを配布してもらえるので、朝日と読売を頼んで、子どもに見せてみました。
朝日小学生新聞
朝日は8ページなので、日刊でもわりと全体に目を通すことができます。うちでは、朝起きて、朝食から学校に行くまでの時間に読んでました。
連載の漫画や小説などにツッコミを入れてみたり、クイズ系の記事があったときは、鉛筆を持ち出して真剣に取り組んでいたりしました。
一面の記事が主として時事ネタなんですが、それにはあまり食いついていませんでした。とはいえ、日刊なので時事ネタもタイムリーに掲載されているので、なんとなくは目に入っているようでした。
読売KoDoMo新聞
ページ数が20ページくらいあります。けっこう小学生が食いつきそうなデザインで、ネタもファッションなども含んでいて、新聞と雑誌の中間という感じです。
これはこれで悪くないと思うのですが、週末はテストやら塾やらで忙しくて、まとめて新聞を読むという時間がありません。
読売は受験期になると、受験新聞という特別版が挟み込まれていたりします。受験前に受験情報をしれるのでそれを楽しみにしているご家庭も多いようです。
料金比較
各新聞のサイズと料金は下記の通りです。
- 朝日小学生新聞:新聞サイズ、日刊(8ページ)、2100円/月
- 読売KoDoMo新聞:タブロイド判(新聞1/2サイズ)、週刊(20ページ)、550円/月
- 毎日小学生新聞:タブロイド判、日刊(8ページ)、1750円/月
朝日は一般の新聞と同じサイズですが、読売と毎日はその半分のタブロイド判です。大きいほうが見やすいと考えるか、小さい方が扱いやすいかは、個人差によりますね。うちの子どもは大きい方が見やすかった方ようです。
朝日は情報量も多いですが、広告もけっこう多いです。浜学園や馬淵など、関西系の塾の広告がよくでていました。
費用だけなら読売が安いですが、日刊を選択している人も多いように感じます。とりあえずお試しで3つ頼んでみて、比較してみたらいいかもしれません。受験期はいろいろ金銭感覚が麻痺しているので、月に2000円なら安いもんだ、とうちは朝日を頼みました。
結果的には、うちでは有益だったと感じています。ぜひお試しを。