『新・男子高という選択』の感想
志望校選択の参考に、おおたとしまさ著の『新・男子校という選択(日本経済新聞出版)』を読みました。
中高6年間を男子だけですごすという男子校の情報を知りたくて買ってみました。自分はずっと共学で過ごしてきたので、男子校がどんなものかは実態としては知りません。
書籍には、高校の男子校は全体の2.2%しかないこと、なのに東大生の1/3は男子校出身者であることなど、男子校の利点を強調しています。正確には男子校の利点というか、男女別学の効用を唱えています。
中学生くらいだと、女子のほうが成長が早く、精神的に大人です。女子がいないことで、男子はのびのび過ごせるというような実例もいろいろ記載されていました。うちの子どもは4年生のときから、「女子こわっ」といっていて、女子に頭があがらない感じなので、女子のプレッシャーがないというのも悪くないように思います。
そのほか全国の(ほとんど関東ですが)いろいろな男子校の学校関係者へのインタビュー紹介もあり、学校の雰囲気や考え方の一端が見られて参考になりました。
男子校選択の本なので、全面的に「男子校推し」になっているので、ある程度は割り引いて考えなくてはなりません。それでも、うちの子どもはわりと男子校向きかもって思いました。志望校については、引き続き検討していきたいと思います。