【中間層の中学受験①】中途半端なポジションで難しい受験

中学受験

2023年の受験も落ち着いてきて、振り返ってみると、やっぱりいろいろ足りないことが多かったなあと思います。もしもう一度できるなら、違った戦い方ができたんじゃないかと思ったりします。

そのへんをふまえて、中学受験のことを考えてみます。とくにうちの場合は、偏差値的にも中途半端な微妙な位置にいたので、そのポジションでの受験について検討します。

カテゴリ分けするときの偏差値の基準

偏差値の話をするときに問題になるのが、どこの偏差値で話をするかです。メジャーなところでは、サピックス、四谷大塚、首都模試があります。

  • サピックス:上位層グループになので、他より少し低めにでる。ボリュームゾーンには適さない
  • 四谷大塚:生徒層の幅が広いので、上位もボリュームゾーンもおさえる。日能研もほぼ同等
  • 首都模試:ボリュームゾーン寄りの数値。他よりも高い数字がでやすい

うちは四谷大塚系の早稲田アカデミーに通っていたので、四谷大塚の数字を使います。Y55などの表記になります。これがサピックスならS50くらいの感じでしょうか。まずこの偏差値の基準が前提です。

上位でもなくボリュームゾーンでもない位置

偏差値「Y50」付近といわれるボリュームゾーンの考え方はいろいろなようで、「Y40〜Y60」という場合もありますし、「Y40〜Y50」、「Y45〜Y55」、「Y50〜Y55」などの区分けで言われたりすることもあります。

ここではこんな風に分けてみました。

Y65〜最上位層
Y60〜Y65上位層
Y55〜Y60(微妙な中間層)
Y45〜Y55ボリュームゾーン

うちの場合は、5年生で偏差値Y55〜Y60の間にいました。6年生のはじめに偏差値Y60を超えたものの、また上がったり下がったりして、結局このゾーンから抜け出せませんでした。

受験校はかなり厳しいゾーン

この微妙な中間層は、最上位層の学校(男子校なら筑駒、開成など)には届かない、上位層の学校(駒東、海城など)はチャレンジになります。

偏差値Y60くらいの学校は、まず上位層がいて、最上位層も抑え校として受験してきます。またボリュームゾーンの上位層も受験してきます。中学受験にはけっこう厳しいゾーンな気がしました。

うちの場合には、結果的にはY65の第1志望と、第2志望には合格できず、Y60くらいの学校にギャンブル受験して幸い合格したといった感じでした。受験の抑えとしては、Y50くらいの学校も考えていました。

実際に受験校は、Y50〜Y65までの間で10校以上検討していましたし、過去問も8校分くらいは買っていました。結果的に過去問をまわすのも大変でした。1年分しかやっていない学校もあります

苦しくなったのは、上位層の学校を目指しながらも、成績がそこまで達しなかったからで、成績をY60〜に伸ばせればもう少し違った展開になったと思います。そのためには、どんなふうに勉強を進めていけばよかったか、学校選びはどうするなどを今後ぼちぼちと検証していきたいと思います。

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コメント

  1. 城東パパ より:

    まさに、うちも今 小5で同じくらいの微妙ボリュームゾーンです。
    別ページの四谷大塚net の青成績の画面も生々しくてw…とても参考になります。感謝。
    うちも小5の割にはソコソコ勉強してますし、なんとかこの努力を少しでも成果に繋げてあげたいなと思ってるので(でも、ひとりっ子なので一発勝負)ぜひ、参考になる事後話、アップよろしくお願いします。

    • こそ父 より:

      コメントありがとうございました。
      同じくらいのゾーンなんですね。でも、勉強されている感じがあるなら、大丈夫じゃないでしょうか。
      うちは宿題で精一杯っていう感じでした。
      今度書こうと思ってましたが、6年になると、スケジュールがかなり厳しくなるので、
      今からぜひ知識ものを抑えていってください。
      よい受験ができますように応援いたします。