子どもへのサポートの仕方がわかりやすい『中学受験 自走モードにするために親ができること」
ブログで評判だった『予約殺到の東大卒スーパー家庭教師が教える 中学受験 自走モードにするために親ができること』(長谷川智也著・講談社)を読んでみました。
子どもを戦士、親を軍師に例えて、とにかく子どもをのせて、自発的に取り組むようにしていくことが鍵という本です。
つい感情的になって叱ったり、やる気を促したりしてしまいがちですが、それが悪手ということがしっかり書かれています。「ああ、あるある」っていう例がたくさんでてきて、リアルさを感じます。
『中学受験は親が9割 最新版』なども読んだのですが、あれはちょっと受験の心構え的なところが多く、これから中学受験に取り組もうという人向け、という気がしました。
この本はもう少しリアルに、各塾の違いや、テキストの違い、参考になる本などの情報も盛り込まれていて、実践的な内容になっています。これはとても参考になった本でした。
あと発刊記念特典で、著者のYouTube動画でおすすめ進学校を紹介しているのを見ました。男子向きは、渋渋と聖光をおすすめしていました(とても偏差値が届かないけど)。中堅校としては、都市大付属等々力と世田谷学園は面倒見が良くカリキュラムもいいって誉めていました。この動画もおもしろかったです。