「これから凋落してしまうかもしれない大学4選」という動画

SNSで知ったんですが、「これから凋落してしまうかもしれない大学4選」という動画を見ました。よくあるあおり系の動画とはちょっと違っていて、データも出していてちゃんとした内容でした。

上智

理由付けとしては、大学入試の世界では「早慶上理」というくくりより、「SMART(上智、明治、青山、立教、東京理科)」の区分けが使われがち。

早慶の滑り止めとしては日程的にちょっと厳しい(早慶の合格が出る前に入学金をおさめなくてはならない)。

上智は推薦の進学率が高く(一般入試が30〜40%程度しかない)、付属校がある早慶でさえ、一般入試が50%程度ある。そのため学力の低下が心配される。

入試でTEAP利用など少し方法が独特で、それによって敬遠する人も少なくない。

などの理由があげられていました。父親の世代から考えると、上智が凋落なんてことはちょっと信じがたいんですけどね。

中堅以下の地方国公立

交付金の減額が大きく、ここ20年で2000億円削除されている。国立大学でなければ学べないことが減ってきている。

共通テストの難化によって、東京一工や旧帝国大学まで難易度のない学校はメリットが薄れていると。共通テスト後の二次試験を受けても、結果がでるのは3月。それでも受かるかどうかはわからない。地方に有望な私立大学があって、しかもそこに推薦で年内に決まるようなら「そっちを選ぶのはごく当然の流れ」という理由でした。

(実学系の学部がない)女子大

女子大全体が危ない中、とくに看護やビジネス系の学部のない学校が厳しい。白百合、フェリス、清泉女子などは多くの学科で定員割れを生じてしまった、とのことでした。フェリスで定員割れなんて、やっぱり信じがたいんですが、そういうこともあるんですね。

日東駒専

推薦で倍率1倍という学校が存在している。部活が終わってこれから受験、という生徒にとっては比較的楽に入れるようになっている。また一般受験の難易度も下がってきているので、本気の受験生にとっては目指すべき学校となりにくくなっている。

まとめ

動画のまとめとしては、どうせ受験するならとりあえずはMARCH以上、関西なら関関同立以上を目指してやってほしい、というものでした。

6年先になったら大学の位置づけもだいぶ変わっていくんだろうなあ、というのが感想でした。親世代からしたら上智やフェリスが凋落するなんて思いもよりませんが、動画でも「凋落するかもしれない」といっているだけなので、そのままかつてのポジションを維持するのかもしれません。

そもそも子どもがそんなクラスの学校に入れるかどうか、っていうのはまた別な話なんですが、ちょっとおもしろく見ることができた動画だったので紹介してみました。

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