模試の成績で変更を迫られる受験シミュレート
Xなどでは合不合テストの成績が出てきて、さまざまな声が上がっています。残り100日になってきて、成績が上がっている人は、そのまま初志貫徹で進んでいけばいいでしょう。問題はあまり成績が振るわなかった人です。
去年の今頃のわが家も模試の成績が上がらず、受験スケジュールの変更や志望校選びに苦心しました。塾から連絡がきて面談を受けたりもしました。
偏差値が下がりまくったので、親的には受験プランを、練り直しました。と言っても、第一志望を変えるとかではなく、より安全な抑え校を探すことにしました。
はじめは男子校だけで考えていたのですが、共学校も視野に入れて、検討しました。( )内の偏差値は今年の四谷大塚の偏差値を入れています(つまり2023年入試結果)。
- 2月1日(午前):武蔵(Y65)
- 2月1日(午後):都市大附属I(Y56)または青稜(Y56)
- 2月2日(午前):攻玉社(Y61)1日午後✖️なら青稜(Y53)
- 2月2日(午後):1日午後◎ならなし、×なら三田国際(Y57)または青稜陵(Y58)
- 2月3日(午前):浅野(Y64)
- 2月3日(午後):
- 2月4日(午前):サレジオ(Y62)
- 2月4日(午後):三田国際(Y58)
今年の偏差値で見ると、抑え校が抑えになっていない感じなんですが、青稜は偏差値が今年ずいぶん上がっているようです。前年までの偏差値で見るとY50ちょっとというのがポジションでしたが、Y58とかになるとちょっと怪しくなってきます。
そういう学校がほかにもあるようで、その年の倍率までは完全にシミュレートできないので、偏差値に余裕があっても安心は全然できません。過去問の合格点を超えていても、その年の倍率が高ければ、合格点は高くなるし、そもそも本人が万全でミスなく終えるとは限りません。自分が受験するのとは違って、小学生のやることですから、何が起きてもおかしくありません。
このスケジュールのキモは1日午後で、これをとれればあとはなんとか諦めがつくと思っていました。もし1日午後がだめだった場合は、3〜5日のスケジュール変更も考えていました。偏差値Y40台の学校も視野に入れていました。
ですので、1日午後の都市大附属がとれたときには、本当に安心しました。母親などは、1日の武蔵の不合客が3日にわかり、泣いてく悔しがる子どもを見て「もういいんじゃないの?」といっていたくらいです。本人の希望で4日の受験まではこなしましたが。
スケジューリングは現実と希望が微妙に入り交じって判断が難しい作業です。子どもの要望やがんばりもききつつ、全落ちしないように安全校をおさえる必要があります(進学するしないはまたあとで考えればいいことで、とにかくこれまでのがんばりを合格という実績で達成感を与えてあげたいです)。
結果的にうちの場合は直前になって算数の成績が伸びてきて、偏差値も持ち直してきました。受験は結構綱渡りでしたが、結果的には子どもに合ったいい学校にいけたんじゃないかと思っています。6年生の今はすごく大変だと思いますが、もうあとちょっとしかないので、親子ともども乗り切ってください。