力の入っている週刊ダイヤモンド「我が子が成長する中高一貫校&塾」特集

中学受験の加熱に合わせて、週刊ダイヤモンドがまた特集を組んでいました。X(Twitter)の中受有名人も対談で登場したりしていたので、買ってみました。

https://amzn.to/46ZWifJ

Part1 「中学受験」最前線

首都圏と関西圏の最新動向が掲載されています。首都圏ではとくに中堅校の志願者数が上がっているそうです。去年と同様に抑えに選んだ学校が押さえにならないということも予想されます。

あと上智が40高以上の高大連携を進めている理由や、香蘭女学校が推薦の進学枠を定員数同数の150人に伸ばし、付属校化したことが取り上げられてます。また早慶やGMARCHなどの付属・系属校の内部進学率の表もでていました。

Part2 レバレッジ度ランキング

入るときにはそれほど偏差値が高くないけど、6年後の出口の強い学校を探すランキングです。これは前にも掲載されていたんですが、結果的には入るときに偏差値の低い学校の伸びがいいことになるので、あまり参考になりません。

今回は上位校や難関校というグループに分けてのランキングを出しているので、その点では参考になります。また学校別に「難関国立」や「早慶上理」などのランキングもでていたので、学校でだいたいどの程度のポジションにいれば、東京一工やにいけそうかの目安がわかります(中学進学者向けデータ)。

このデータを見て、受験校を決めることはないと思いますが、最後にどちらを受験しようかと迷ったときに、比較するのはアリかもしれません。

Part3 わが子の志望校合格は「塾」選びで決まる!

みんながSAPIXを選んでいる感じですが、SAPIXがどこの家庭にも合うとは限らないと思うんです。その塾選びについて書かれています。これは2〜3年生の入塾前の人にとっては有益だと思います。塾別(日能研、四谷大塚、SAPIX、早稲アカ、グノーブル)の合格者数なども一覧で表示されています(関西のデータもあります)。

あと、実際の受験パターンの例を学校名などを出して検証しているのはいいと思います。

直前3か月の過ごし方をグノーブル講師に聞いたり、家庭教師の選び方などを交えたりして、比較的実践的な内容になっているように思います。

Part4 直前期の過ごし方&親の心がまえ

直前期の志望校の選び方や対策の仕方、父親座談会(Xで著名な人たち)などの記事が掲載されています。この父親座談会は親の生の声が聞けて読み応えがありました。

また中高一貫の中堅校と、都立上位校を比較した「中受と高受の合格実績を検証」という記事もあります。

中学受験をオールラウンドに取り上げた面白い特集だったと思います。本当は中学受験どうしよういかな、っていうくらいの人が読むと一番役に立つと思うんですが、たぶん、買うのは5年6年の親と、中受沼から離れられない既卒者なんでしょうね。

にほんブログ村 受験ブログへ  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験 2023年度(本人・親)へ  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験体験記へ

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です